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待つ。

人生って真面目に生きていても、色んな事が次々起こるものだと思う。
耐えがたき事も、平気なふりをして生きなきゃならないし、
大丈夫。
何とかなる。
そう自分に言い聞かせ動く。

本当は、気分が落ち込むし大変なことだけども
大丈夫と自分に言い聞かせて、前を向いている。

あったかいご飯とみそ汁。
おむすびとぬか漬け。

それさえあれば、きっといつか心がほどける日が来ると思うから...。
今は、じっと待つ。
自分の心の為にも、君の心の為にもじっと待つ。

# by gonnbouhori | 2020-02-18 13:38 | 思うこと

北帰行


毎朝、掃除や洗濯が終わった後に散歩にでるのだけども。
その数十分の散歩の中で、季節の動きを感じるのが好き。
まだ木の枝の小さな芽が、しっかり寒さに耐えてる木や、ちょっと雪が融けた下から
ひょっこり除く雑草だったり...。
本当に頑張ってる姿が、とても気持ちが良くて、あっちを見こっちを見して歩くのです。
北帰行_c0365146_15343875.jpg

数日前、こんな春を見つけました。
暖冬だったのか白鳥の群れが、いつもよりも早く北に向かっているよう。
V字戦隊になって、鳴きながら飛ぶ白鳥たち。
思わず、「頑張れよ~。また来てね~。」と手を振るおばさんは、ちょっと変かしら?
北国は、こうやって小さな出来事に小さな春をかんじるのです。


# by gonnbouhori | 2020-02-05 15:36 | 思うこと

黙々と

冬ですが、今年は何だか暖冬と言われて、確かに北国も雪が少ない。
雪かきの回数も数回で、雪かきダイエットにならない冬。少し残念?
冬は、どよんとした雲が厚く立ち込めて、何だか気持ちもふさぎがちになるものだが、
今シーズンは、晴れの日も多く重い雲も少ないように思える。
暖冬が良いのか?いつもの冬が良いのか?

私は冬のこの時期、じっと春を待ち家仕事を黙々とこなします。
たとえば、靴下を編んだり。
母の浴衣を裂いて裂き織の材料にしたり。
家族のランチョンマットを作ったり。
春から秋までは、外仕事に追われるので、冬は家仕事の大チャンスなのです。

老眼が進んで、目が疲れますが...。
編み物なら、手が覚えているので、手元がはっきり見えずとも編むことが出来ます。
耳はテレビ。手は、靴下を編んでいます。
3人の子供に靴下を編みましたが、履きもせずにほったらかしている子もいれば、
毎日履いてくれる子もいます。
ですから、利用してくれる子供の為にせっせと編んでいます。
履いてくれる子のやさしさをかみ締めて、ありがとうと心を込めて編んでいます。
毎年、一足。あと何足の靴下を君の為に編めるか...楽しみですよ。

# by gonnbouhori | 2020-01-28 10:25

老犬介護

朝の散歩を一人であちらこちら見ながら済ませました。
雪が、足元にまとわりついたり、すれ違う車に注意も必要で、雪の日は、少し難儀な散歩。
でも、外の空気は冷たくて、色んなことでもやもやする気持ちをすっきりさせてくれます。

飼い犬が、腰の不調で歩けなくなり介護生活になって4カ月です。
老犬も頑張っていて、正月を越せないかと思ったら、さらりと越して起き上がろうと頑張るのです。
おむつ替えも動かれると、それはそれは大変。
大きな老犬なので、夫と二人がかりで介護生活をしています。
一日3回のおむつ交換。体位交換。食事。おやつ。水分摂取...。
人と同じ介護生活です。

老犬も元気になれば動こうとするものだから...。
そうなるとおむつがずれて尿漏れが起こるし、マットも毛布も汚れてしまうわけ。
元気になって欲しい反面、介護者としてはじっとおとなしく寝ていて欲しい。
拘束したくなる気分。
そういえば...。
父の介護の時、父の病院では、拘束していたな...。
動いて手におえない父だったから...。
犬の介護をしながら、実の父の介護生活を思い出し、何だかやるせない。
どんな事を考えて、病院にいたんだろうと思う。






# by gonnbouhori | 2020-01-20 10:18 | 思うこと

年女

ふっと思えば...。
今年は、ネズミ年。夫と私は、年男と年女。
若いころは、60年も生きるなんて想像も出来なかったのだけども、
こうやって過ぎてしまえば、本当にあっという間の出来事だったように感じます。

私が生まれたのは、田んぼの仕事が忙しい時期だったようで、
家人たちは、皆田んぼに出かけて田植えの準備に忙しかったそうだ。
大きなお腹を抱えた母は、陣痛に耐えながらも入院準備をし、歩いて診療所に
向かったのだという。
今なら、タクシーに乗っていけば良いのだろうけども、当時、田舎にタクシーが
まだ走っていなかった。
臨月のお腹を抱えて、4~5キロの道を歩いて行ったのだから、さすがあの母だと思う。
それしか方法は、無かったのだけども。
私は、やっと着いた診療所の入り口で生まれたそうだ。
何かすると父が、「お前は、診療所の上がりっぱで生まれたのだ。戸籍には、
上がりっぱ。と記入されてるんだ」とよ~く言ってるものでした。

私の生は、気性の激しいあの母と、この父から繋がれたものなのです。
そして、60年生きた私もまた、3人の子供を産み、また繋がっている。

しかし、3人の子供たちは、それぞれ個性的に育ち、生まれたことを悔いたり嘆いたり
する者もいるし、楽しんでいる者もいます。
同じ人間から生まれたのだけど、全然違う育ち方をしています。

私の人生が、まだ少しあるとするなら、この三者三様な子達に何を伝えればよいのやら。
ため息をつきながら考えています。

還暦...。
ここまで来てしまったか...。





# by gonnbouhori | 2020-01-16 14:32 | 思うこと

自分らしく。


by gonnbouhori